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会計事務所のM&Aは引受事務所にとって大きなビジネスチャンスです。(その1)

会計事務所のM&Aは、譲渡側事務所のクライアント、スタッフを所長先生と一緒に引き継ぐことですが、その効果は単純に合算するだけではありません。

① 事業承継対策、相続税対策、相続税・贈与税の申告などの関連業務が増加します。
会計事務所のM&Aにより、クライアント数が一気に増えますが、譲渡側事務所は歴史と伝統のある会計事務所が多く、同時にクライアントの多くが経営者の高齢化、事業承継問題を抱えているケースも多くあります。
したがって、クライアント経営者の親族のご相続、贈与、株式評価、事業承継対策などの業務は新たな追加業務としてM&Aの後に間違いなく発生します。
実際に30件強のクライアントを引き継いだ会計事務所では、M&A後の2年以内に相続税の申告が5件発生したケースがありました。

② 譲渡側の所長先生の長年の人脈から追加の業務が発生します。
会計事務所のM&Aにより、現在のクライアントすべてを引き継ぎますが、譲渡側の所長先生は長年の人脈、ネットワークを豊富に蓄積されています。会計事務所のM&Aの後にその人脈から新規の仕事が入ることがよくあります。
たとえば、以前のクライアントの親族から相続税の申告が依頼されるケース、過去の取引先の子供が会社を設立して税務顧問を依頼されるケース、所長先生の友人から仕事の依頼、紹介が入るケース、所属の税理士会支部の知人税理士から仕事を依頼されるケース、などです。税理士業務の良い面ですが、仕事の幅が広いので、紹介ネットワークが広いほど、有利となります。
譲渡側事務所の所長先生は税理士事務所として30年~40年以上の事務所経営をされている方が多く、その長年の人脈、ネットワークもM&Aにより引き継ぐこととなり、新たなビジネスも発生します。

③ 新たなクライアントの増加で税理士業務の幅が広がります。
会計事務所のM&Aにより、既存のクライアントに加えて譲渡側事務所のクライアントが新規に、一気に増加します。
会計事務所は法人・個人を問わずあらゆる業種を対象にしますので、既存のクライアントにはない未知の業種、特徴を持ったクライアントが必ずあります。これは税理士業務を行う上で絶好の向学の機会であり、貴重な知識、経験となり会計事務所としての業務の幅、経験値が増加します。

 まだまだ、引受側の事務所のメリットはありますので、続きは次回にご紹介します。

クライアントとスタッフを守り、会計事務所の継続・発展を図りながら、所長先生の負担を軽くする方法として、NICOTは会計事務所のM&Aサービスを提供しております。

ご興味をいただいた所長先生は、どうぞお気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。

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