年齢的に業務の負担が大きくなり、知り合いの税理士数人に任せることも考えましたが、 バラバラよりも一緒に譲渡して、安心して任せられる事務所であればと思いました。
妻と一緒に2人で会計事務所を長年やってきました。65歳ぐらいからどうするか考えていました。
親族の後継者もスタッフもいないので、そろそろ引退を考えて相談しました。
【会計事務所の譲渡を決めた要因は何ですか?】
年齢的に業務の負担が大きくなり、知り合いの税理士数人に任せることも考えましたが、
バラバラよりも一緒に譲渡して、安心して任せられる事務所であればと思いました。
引き続き、税理士法人の顧問として、負担なく仕事もしております。
クライアントとの信頼関係を第一に数年は引き継ぎ業務やフォローなども行う予定です。
【ご希望の条件は何でしたか?】
クライアントに迷惑をかけないこと、
クライアントが安心すること、
数年をかけて完全な引継ぎができること、でした。
【現在の状況を教えてください。】
当初は、クライアントへのあいさつ回りや引継ぎフォローなどで、大変でしたが、だいぶ落ち着いたので週2日から3日ぐらいの日数でフォローしており、負担が軽くなりました。精神的にも気軽になり、自由な時間を夫婦で楽しんでおります。妻も喜んでおり、良かったと思います。
【クライアントの反応はいかがですか?】
ほとんど問題なく、引受先と継続して業務を行っており、良好な関係を継続しております。
事前準備とあいさつ回り、フォローを一緒に協力できたことがよかったと思います。
【引受け先(譲受側)の税理士先生の声】
今回、弊所として初めてのM&Aで心配な部分もありましたがA先生の事務所と統合できて、良かったと思います。事前の交渉、あいさつ回り、会計ソフトの変更、引継ぎ作業など通常業務に加えての作業で一時は大変な時期もありました。しかし、A先生と一緒に安心して業務を継続しており、顧客基盤が拡大したこと、新たなクライアントの紹介などもあり、弊所にとっても大きな変換点となりました。NICOT社には事前交渉から成約、フォローまで丁寧なサポートをありがとうございました。
≪ 兵庫県内 A先生 ≫
【M&Aの状況】
最終的な取引形態 | 税理士法人(大阪市内)との統合(一時的に支店化) |
ご相談から成約までの期間 | 10か月 |
成約条件等 | 平均年商をベースにした金額と3年間の顧問契約 |
引受け先候補の提案件数 | 5社(大阪市内 3社 その他の地域 2社) |