健康上の不安と税理士業務のリスク、スタッフの高齢化、会計ソフト・機器などのリース料負担などもあり、早めの引退を決めました。
【いつ頃から会計事務所の譲渡をご検討されましたか?】
5年前です。後継者がおらず、健康上の不安もありM&A仲介会社に依頼していました。
【会計事務所の譲渡を決めた要因は何ですか?】
なかなかいいパートナーにめぐり合えず、1年前からクライアントの紹介でNICOTさんに依頼しました。
健康上の不安と税理士業務のリスク、スタッフの高齢化、会計ソフト・機器などのリース料負担などもあり、早めの引退を決めました。若いパートナーの税理士法人で、税務に精通したサービスをしっかり提供できると思います。
【ご希望の条件は何でしたか?】
クライアントとスタッフの雇用継続が第一で、引継ぎをしっかりしてクライアントに不安感を与えないようにすることをお願いしました。クライアントがM&Aの後、数年以内に離脱するリスクもあり、クライアントごとにそれぞれの特徴を踏まえてきめ細かな対応が必要なため、注意してほしいと伝えました。
【現在の状況を教えてください。】
引継ぎに半年ほどは、しっかり時間をかけましたが、1年ぐらいでほとんど手間はかからなくなりました。
3年間の顧問契約で、税務調査や個別相談、オーナーとの面談などには一緒に対応しております。
会計事務所の経営責任から解放されたので、自分の好きなことに時間をかけて、ストレスのない日々を送っております。
【クライアントの反応はいかがですか?】
驚くほどに反応がよく、業務も継続しており、拍子抜けしております(笑)。
【引受け先(譲受側)の税理士法人 所長先生の声】
クライアントは大企業から中小企業・個人事業主と幅広く多種多様な業種があり、非常に魅力的なM&Aをさせていただきました。先生のご経験と知識にもいろいろと勉強させていただいております。今後とも一緒にクライアントのサポートをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
≪大阪市内 60代 K先生≫
【M&Aの状況】
最終的な取引形態 | 税理士法人(大阪府内)との統合 |
ご相談から成約までの期間 | 約1年 |
成約条件等 | クライアントの引継ぎ、スタッフの雇用確保
一定金額の譲渡金額と3年間の顧問契約 |
引受け先候補の提案件数 | 5社(大阪市内 3社 その他関西の地域 2社) |